ディーゼルエンジンの特徴

小型の発電用などから、大型の船舶まで様々なエンジンがありますが、乗用車用エンジンとしてのディーゼルエンジンの特徴は燃費がいいことです。それは空気と燃料の混合気を吸い込むガソリンエンジンに対して空気だけを吸い込みそこへ燃料を噴射する事により、理想的な希薄燃焼が上手くコントロールできるとか、キャブレーターなどの吸気抵抗になる仕組みがないこととか有利な点があり、更にターボチャージャーとの組み合わせの相性のよさから、小型で燃焼効率が良く高出力なエンジンを作れる事など大きな特徴があります。しかし逆にデメリットとして排気ガスに煤が生じやすくこれが大気汚染になることや、高効率で燃焼するゆえの高温燃焼で窒素酸化物を生じやすくこれも大気汚染に繋がります。この様に低公害なエンジンを作る事が難しいことや複雑な構造ゆえにエンジンが高価になる事、高圧縮の為に騒音や振動が大きくかならずしも乗用車に向いていない事などから、日本では一時期乗用車用エンジンとしてはほとんど作られなくなりました。しかしヨーロッパを中心に燃費のよさから人気を集め排気ガス浄化も高水準で実現され、再び燃費の良いエンジンとして注目を浴びています。

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